日  付 2024年6月26日
タイトル 令和6年度第1回中・西播磨地区精神保健福祉連絡協議会研修会を開催しました
内  容 令和6年6月26日(水)に第1回中・西播磨地区精神保健福祉連絡協議会研修会をオンラインで開催しました。
講師:社会医療法人恵風会 児童精神科 三木崇弘先生
テーマ:「思春期のための大人のこころがまえ」
出席者:144名(医療機関、相談支援事業所、行政、教育関係機関)

医療以外にも教育・福祉・行政の各分野で活動されているからこその言葉が詰まった講演でした。人生100年時代、「30歳で大人になれば大丈夫」との心の余裕を持つことや、今の子どもは摩擦ゼロを目指すが故に自分の気持ちや価値観がわからなくなっているので、人の言うとおりに行動しようとするのはあたりまえのことだなど、納得する(腑に落ちる)言葉が多くありました。
また、「死にたい子」にとって、心残りになることを増やしたい、その心残りの一人に自分がなれたらと思う反面、自分が抱えられる範囲は限られていることを自覚・覚悟することも必要との言葉は特に心に残りました。子どものせいにせず、大人が受け止め歩み寄ることや、そもそもなぜそうなったのか背景を一緒に考える等あたりまえのことを大切にしたいと思いました。正解や答えはないけれど、子どもにとって何が最良かを模索し続けながら、細くではあっても継続した関わりを大切にしていきたいと思います。
(三木先生の講演資料の一部を抜粋して添付しております。)
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